漁業界の心臓となる仕事!「船舶エンジン技士」の働き方とは?【ヤンマー舶用システム株式会社 長崎営業所】
日本の水産業を支えているのは「漁師」だけではありません。
まき網、延縄、定置網養殖・・漁法や規模の大小を問わず、ほとんどの漁業において「船舶」が必要になります。
今回はそんな船舶の心臓部となるエンジンメーカー、「ヤンマー舶用システム株式会社」さんにお話をお伺いしました。
入社前はどんなことをしていたんですか?
ヤンマー舶用システム 里大輝さん(29)
もともとは機械科の高校に通っていて、卒業してからは入社して大型船のエンジン関係の会社に入社しました。
父親がヤンマーに努めていたこともありますし、福利厚生とかを考えるとヤンマーのほうが良いかなと思って転職をしましたね。
以前はエンジンの部品をバラして組むという作業をひたすらやってたんですが、今はメーカーなので悪いところを探したり、それぞれの部品を細かく見ていくのが仕事です。
大型船も小型船もエンジンの構造は同じなので、経験を活かせる部分はありますけど、最初から即戦力って感じではなかったですね。
同じエンジンを触る仕事ですけど、持つべき視点や仕事の進め方が全然違ったので、ほぼ未経験みたいなものでした。
仕事のやりがいはそれぞれだと思いますけど、働く中でそれ見つけられればどんどん吸収できるようになるので、経験がなくても早く仕事を覚えられると思います。
実際に入社時は業界経験がなくても、すぐに知識をつけてバリバリやってる方は何人も見てますよ!
1日の仕事の流れを教えてください
出社したら諸々準備して、9時過ぎぐらいに現場に向かいます。
現場ではエンジンのメンテナンスをしたり、お客さんと話したりして事務所に帰ってきます。
昼からは修理の見積もりを作成したり、電話の対応したりとデスク仕事を中心です。
お客さんからの問い合わせもですが、関係業者からの部品の手配とかもあるので、技術職ですけど人とコミュニケーションを取る仕事が結構多いんですよ。
仕事の楽しい部分
お客様であるまき網漁業の漁師さん
前は1日中黙々と手を動かす仕事だったんですが、今はいろいろな体験ができるので、今のほうが充実していますね!
仕事を通じていろいろな人と関わることが増えまして、何より直接お客さんの顔が見えるので楽しい。
お客さんと話すといっても、営業のようにスーツを着ることもなくこのまま作業着ですし、ラフな感じのコミュニケーションなので、特に気負いすることもないです。
お客さんは漁師さんが多いですが、みなさん優しいのでストレスなく働けてますね!
最後に
この会社は本当に縛りがないというか・・かなり自由にやらせてもらってる方だと思います。
上司や先輩もすごく自分のことを理解してくれていて、いつも助けてもらってますね。
休日も一緒にご飯を食べに行ったり、釣りに行ったり、みんなで仲良くやってますよ!
年齢や経験は関係なく仕事を進めやすいので、中途の人とかは働きやすいと思います。
一緒に働いてくれる方、お待ちしています!