【宮城/漁師求人/漁船】やる気があれば即戦力。若手育成に力を入れる小型底びき網船で漁師になりませんか。

宮城県石巻市の小型底びき網船・大栄丸の安海政博です。
この間、求人記事に使うって言うんで、船の前に集合して写真を撮ったんです。なんだかこういうのは照れくさいですね。
向かって右にいるのが33歳になる息子の松大（まつひろ）。高校を卒業してからずっと一緒に船で仕事をしています。真ん中の若者は18歳になるショウタです。彼は漁師の息子でも漁師町の生まれでもないんですけど、漁師の仕事がしたいと昨年の夏に飛び込んで来てくれました。漁業の現場が高齢化していく中で、こういう若者が飛び込んで来てくれるのはとてもありがたいこと。小型底びき網の仕事は初めてということでしたが、私たちが関心するくらい真面目に仕事に向き合って、一人前に働いてくれています。

小型底びき網漁は、夜中に出港し、目標の漁場についたら網をいれて２～３時間船で引っ張ります。それを数回繰り返すので、市場に戻ってくるのは夕方。乗船時間は長いですが、網を引いている間は乗組員は休憩もできるので、メリハリがある仕事だと思います。もちろん風が強いときなどは無理せず、早めに戻ってきて解散！という日もあります。

底びき網は様々な魚が入るので、船上での魚の選別作業など黙々と作業をする時間が多いのが特徴です。魚が好きな人、ひとつのことに無心になれる人に向いていると思います。海にいる時間も長いので、最初は船に慣れるところからですね。いろんな魚が入るので、たくさん獲れるとおもしろいです。やっぱりヒイカみたいな高級魚が入った時は、選別にも気合いが入ります。

今までは自分と息子、ベテラン乗組員、そして外国人実習生を受け入れて操業してきたのですが、昨年からショウタが加わったことで張り合いが生まれて、こういう若い子を育てたいなと思うようになりました。いずれ息子の代になったときのことを考えると、今からやる気のある仲間を育てて、チームとして強くしていきたいんです。

若い彼らが生活しやすいように、この春、番屋もリニューアルしました。
トイレ、風呂、床、壁、全部新しくして、共有のリビング・キッチンがある部屋のほかに２部屋個室も用意しています。
番屋があるエリアはコンビニやスーパーもありますし、買い物には不自由しません。賃貸物件もあるエリアなので、とにかく仕事に慣れるまでここで暮らしてみるというのもいいかもしれないですね。ここで一緒に寝泊りをしたり、ときに語り合ったりして、楽しくそしてきれいに（！）使ってくれたらうれしいです。ちなみにこの下は漁具を置いている倉庫になっているので、あしからず。

漁師の仕事は、やる気さえあればすぐに戦力として活躍できます。
船に乗るのが初めての方も心配いりません。私もいまだに船酔いするので大丈夫ですよ（笑）。ぜひ興味を持ったら、私たちの船に飛び込んできてください。