【宮城/魚市場職員】石巻が魅力的な水産物の産地であり続けるために

【宮城/魚市場職員】石巻が魅力的な水産物の産地であり続けるために

  • 営業・マーケティング,
  • 宮城県石巻市,
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世界に数多ある漁場の中で、ノルウェー沖、カナダ・ニューファンドランド島沖と並び、世界三大漁場と称されるのが、三陸・金華山沖。その世界有数の漁場のすぐ目の前に位置するのが、石巻市水産物地方卸売市場(石巻魚市場)です。取り扱う水産物は、サバを主軸に、銀鮭、イワシ、タラ類など年間200種類の魚種。取り扱い漁獲量は年間10万トン、金額は160億から180億で推移しています。

信頼される魚市場をめざして

水産物地方卸売市場の主な仕事は、入港した漁船(生産者)から水揚げした水産物の販売を委託を受け、登録されている買受人(産地仲買業者、加工業者など)に販売する卸売業務です。

石巻市魚市場株式会社 佐々木茂樹社長は、「石巻魚市場は卸売業者として、全国各地へ海産物を安定供給するための公的な使命を持った会社です。一次生産者である漁師と地元の買受人との間に立ち、適正な価格で取引を行うことで両者から信頼を得ています。取り扱い漁獲量も多く、金華さばや金華ぎんなどの石巻ブランドを確立していることで、全国でも有数の漁港として認知されています」。

佐々木社長は、魚市場一筋40余年で、時代とともに変わる魚市場を見続けてきました。魚市場の主業務である水産物取引の方法についても、IT化の波は押し寄せています。

「魚市場には、魚を取り巻くさまざまな業界関係者たちが訪れます。コミュニケーションを密にとることで、課題も見えてきます。買受人や生産者からも、時代に合わせた取引にしてほしいとの要望があり、いつまでも同じ仕事のやり方だけでは通用しないと考えています。市場もその要請に応えるために新しいやり方を、魚市場の開設者である石巻市と連携しながら取り組んでいかなければならないと考えています。若い生産者や買受人から電子入札などにも取り組んでほしいと声が上がっています。その声に応えるためにも、若い人に入社いただき、柔軟な発想のもとに新しい試みにもチャレンジしてほしいと考えています」。

魚の街・石巻の活性化を目指すために自分も役立つんだという気概を持ち、周囲とのコミュニケーションをとることが好きな若い人にぜひ石巻魚市場に入社してほしい、と佐々木社長は力を込めます。

石巻魚市場の営業部ってどんな仕事してるの?

石巻魚市場は東日本大震災で全壊しましたがその後、2015年9月1日に高度衛生管理型の閉鎖式の新しい魚市場として蘇りました。産地市場は330㎡以上、消費地市場は200㎡以上の面積という条件がありますが、地方卸売市場である石巻魚市場の総床面積は約46,000㎡、全長876メートルと破格の大きさを誇ります。その巨大かつ最新鋭の魚市場では現在、職員41名(内、営業部30人)、常勤役員3名が勤務。少数精鋭で生産者や買受人、加工会社などに対し、水産物の卸売を担っています。

今回、募集しているのはその営業部の職員です。魚市場といえば、活気あるセリを思い出す人も多いはず。そのセリを仕切るのがセリ人で、魚市場の営業部が行なっています。

 

一方で「セリ」のシーンは思い浮かんでも「営業部って他にどんな仕事をしてるんだろう?」と思う方も多いかと。あらためて営業部の仕事内容をご紹介します。

①荷受け―選別・計量作業
魚市場には、石巻港に入港してくる漁船から水揚げ、市内外から陸送で運ばれてくる魚介類など、多種多様でサイズも様々な魚が入荷されます。これを買受人が買いやすいように魚種別・サイズ別・数量別などに分け、選別・計量します。

 

②販売―荷渡し
選別・計量された魚はいよいよ「販売」されます。売り手側が魚市場の営業部になります。おそらく皆さんが魚市場の販売と聞いてぱっと思いつくのが「セリ」の場面ではないでしょうか。セリを取り仕切る「セリ人」こそ営業であり、魚市場の花形であり顔ともいえる仕事になります。

一方で、市場の販売方法には「セリ」「入札」「相対」の3種類があり、セリはその一つ。魚種やロット、価格帯に応じて、適切な方法で販売がなされています。こうして販売された魚たちは仲買人に荷渡しされ、皆さんの食卓に向けて旅立っていきます。

 

③集計作業
「荷受け」から「販売」、そして「荷渡し」までの現場を主とした営業業務の次段階が集計作業となります。販売された結果の数量、売値などを集計。売り手、買い手に仕切書などの伝票起票を行います。集計が営業部一連の最後の仕事となります。

採用担当の管理部総務課の佐藤遼さんは、「魚市場は、生産者と加工会社や小売店の中間に位置するので、一次産業・二次産業に興味がある人だったら、面白い仕事だと思います」

一方で魚市場の仕事は、サービス業の側面が強いとも語っています。

「売り手の漁師・生産者も、買い手の買受人もほとんどがお馴染みの常連さん。お付き合いが長くなるので、いち早くその方々の好みや要望などを知ることが近道なんです。営業は自分を売ること!ってよく言われていますが市場の営業もまさに同じ。相手の顔を覚え、可愛がってもらう、大事なのは人柄なんです」

魚市場の水揚げは、季節や天候などの関係で日によって大きく異なることもたびたび。営業同士で連携しながら、臨機応変に対応することも必要になります。入社後は一連の流れを体得し、焦らず一つ一つできるようにしていくことを期待しています。

船に良く、買受人に良く

今回人材募集しているのは、魚市場の花形でもある営業部。

営業部は三課に分かれており、

営業一課:冷凍カツオ、生カツオ、マグロ
営業二課:養殖銀鮭、まき網、サバ、イワシ
営業三課:トロール、定置網、活魚

と、扱う魚種によって分類され、シーズンによっては部署を超え遊軍的な動きもしています。

営業部営業二課の田中光さん(31歳)は、「僕らは、水揚げする船をいかに止めずに水揚げしてもらうのかが腕の見せ所。船は夜中に操業し10時間12時間かけて石巻に入ってきます。船の都合で市場が待たされるのは仕方がないけれど、市場の都合で水揚げ船の作業を止めるわけにはいかない。船員さんは寝ていないので、なるべく早く水揚げを終わらせて休ませてあげるように気を付けています」。

遠方から入港する船もあり午後に時間がずれ込むことがあるそうですが、それも時間は読めるので気にならないと田中さんは話してくれました。

石巻魚市場で水揚げされる魚種は約200種。季節ごとに水揚げされる魚種も漁獲も変化するため、フレキシブルな対応力が求められます。シーズンによってはほかの課に応援に行くこともよくあり、水揚げ状況によって流動的に人員配置がなされます。

■時代と共に変わる魚市場

総務課の佐藤さんは、業務のシステム化推進を担当しています。

「IT化は、若手層が中核になって推進しており若手の意見がてんこ盛りの企画で、魚市場の目玉なんです。今、銀鮭を取り扱う営業二課でタブレット端末を活用しています。改良に改良を重ねてアップデートし、使い勝手は良くなってきました。業務がさらに効率良く進むように、営業二課の田中さんらと意見交換しながら進めています」。

「以前は魚市場といえば男社会でしたが、最近は石巻魚市場でも『女性でもセリ人に慣れますか?』という問い合わせもあります。他の魚市場では女性のセリ人も誕生しています。男女問わず、魚市場で働きたいという方は大歓迎です」。

日本は、四方を海に囲まれ、国土の約70%が森林という自然豊かな国。2016年に国連サミットで採択されたSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)では、17ある目標のうち<14.海の豊さを守ろう>、<15.陸の豊さも守ろう>と、日本の自然に密接に関連した目標が定められています。また、自然に接しているからこそ<13.気候変動に具体的対策を>という目標もリアルに感じることができます。
その目標に対し、生産者と消費者の間で自然と経済の動きを目の当たりにしているのが魚市場という存在。東洋最大級の規模を誇る魚市場で水産物を取り扱う石巻魚市場株式会社で、日本の持続可能な未来に関わってみませんか?

 

関連コラム【生産その先】石巻魚市場に行こう!

https://job.fishermanjapan.com/column/3006/

募集情報
募集職種 営業・企画・販売
雇用形態 正社員・フルタイム
給与 月収14万~18万円
※想定年収例
20代:約330万円、30代:約460万円、40代:約570万円、50代630万円
※前年実績賞与
年3回、計4.65ヶ月分支給
福利厚生 賞与あり, 慶弔見舞金支給, 通信費支給, 有給休暇あり, 寮あり(TRITON IZUMI), 寮あり(TRITON WATANOHA), 通勤手当, 社会保険完備
仕事内容 営業, 営業・企画・販売
勤務地 宮城県石巻市魚町2丁目14番地
勤務時間 3:00~11:30(所定労働時間7時間/休憩90分)※変形労働時間制、繁忙期残業あり
休日休暇 週休2日制(会社カレンダーによる)、年間休日数85日(日曜日52日、日曜日以外33日)
その他 【仕事内容】

*魚市場の水揚げ及び精算に関する全ての業務

(販売・選別・計算・伝票記帳等)

*1~2年間の営業現場を経験した後で、適性により管理部門(総務経

理事務職)への異動も有り得ます

*65歳までの継続雇用制度導入済み(再雇用制度)
会社情報
会社名 石巻魚市場株式会社
Webサイト www.isiuo.co.jp
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