宮城県の北東部。石巻市と女川町に属する牡鹿半島。
目に飛び込んでくるのは、緑豊かな山々に、群青の海。
美しい自然に抱かれた海岸部の多くは、三陸復興国立公園に指定されています。
牡鹿半島を縦断するメイン道路から横道に入れば、永い年月をかけてつくられた大小さまざまな入江が点在。
「浜」と呼ばれる小さな漁村の暮らしが、今もなお息づいています。
「何もないけど、何もないのがいい。牡鹿半島の暮らしは自分には合ってるんです。そこの坂道をあがっていくと、見晴らしがいいですよ」
そう教えてくれたのは、小渕浜で牡蠣・ワカメの養殖を営む木村雅光さん。
おすすめの撮影スポットも、全部頭の中に入っているよう。
雅光さんは、高校卒業後サラリーマンとして働いていましたが、25歳のときに家業を手伝うことを決意。
半島に戻り、お父様と一緒にこの浜で漁師の仕事に専念してきました。
小渕浜が一番賑やかになるのは、3月からはじまるワカメの収穫時期。
浜の漁師たちが塩蔵まで手がけているので、毎年たくさんの人がお手伝いにやってきます。
雅光さんも忙しい時期は、親戚や知り合いなどに応援を頼んでいますが、ふと周りを見渡せば、自分が一番年下……
震災から10年。漁業の現場の高齢化や人手不足は深刻な問題です。
「このまま何もしなければ、いずれは自分だけになってしまう」
そんな思いが芽生え、若い人を育ててみたいと思うようになったそう。
雅光さんのもとでは、春はワカメ、夏はカゴ漁、冬は牡蠣と、1年を通して仕事があります。もちろん、海の仕事だけでなく、地道な陸での作業もたくさんあります。
「漁師の仕事は自然相手。それに臨機応変に対応できるように育てていきたいですね。せっかく漁師の仕事をやるんだったら楽しまないと」
船の上から見る朝焼けや夕焼けも、漁師の仕事だから味わえるもの。
「何もない」ーーでも、確かにここに「ある」ものを感じながら、憧れの海との暮らしをはじめてみませんか?
※取材・撮影は2022年9月に行いました
募集職種 | 漁師 |
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雇用形態 | 正社員・フルタイム |
給与 | 月収20万~25万円 試用期間(1ヶ月)は時給1,000円 |
福利厚生 | 寮あり(TRITON OSHIKA), 乗組員厚生共済, 海産物持ち帰り可 |
仕事内容 | 牡蠣養殖, ワカメ養殖, 沿岸/養殖漁業, 養殖漁業 |
勤務地 | 宮城県石巻市小渕浜 |
勤務時間 | ワカメ収穫・塩蔵作業(3~4月)5:00 ~ 15:00(実働 8.5時間) /ワカメ・牡蠣の作業(5~6月) 7:00 ~ 16:00(実働7.5時間) /カゴ漁(7~9月) 4:00 ~ 12:00(実働7時間) /牡蠣水揚げ・剥き方(10~2月) 7:00 ~ 15:00(実働7時間)※漁業のため変動あり |
休日休暇 | 3~5月 週1日〜(荒天日休み) /6~2月 固定休 (土曜または日曜) ※お盆、年末年始休暇あり(各5~7日程度) |
その他 | ※長期勤続によるキャリア形成のため40歳まで ※フィッシャーマン・ジャパンが運営するシェアハウス「TRITON OSHIKA」より車で3分 |
会社名 | 大日丸 |
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選考方法 | 応募 ▼ フィッシャーマン・ジャパン担当よりメールにて連絡 ▼ LINE登録 ▼ 写真付履歴書の提出(書類選考) ▼ オンライン面談(事務局、募集主と複数回行う場合があります) ▼ 現地面談 現地研修(1週間程度) ▼ 内定 |
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