【宮城県/製造リーダー候補募集】「活蛸」の品質を守り、販路拡大を支える仲間を求む！

高品質の「活蛸」を全国へ。
販路拡大を担う製造リーダー候補を募集！

宮城県石巻市雄勝町に拠点を構える「株式会社マルカ髙橋水産」は、日本国内外へ販路を拡大する成長中の水産加工会社です。私たちの主力商品は、「ノンフローズン」の「活蛸」を使用した「炙り焼き」や「蒸し活蛸」。
全国の食卓や高級外食産業へ向けて、最高品質の商品をお届けしています。

株式会社マルカ髙橋水産について

当社は1988年創業。工場の目の前には、天然の良港として知られる雄勝湾が広がっています。様々な魚種の加工を手掛けていましたが、2011年の東日本大震災で新築の工場が津波により被災。2年後の2013年に営業を再開し、国産の良質な蛸を生きたまま加工・出荷する「活蛸」商品に活路を見出しました。
新型コロナや原料価格の高騰という困難を乗り越えながらも、事業を拡大し続け、2025年の売上見込みは約10億円。現在、従業員は約21名。成長を続ける企業です。

「ノンフローズン」だからこそ実現できる
唯一無二の品質

当社の「活蛸製品」は、市場に出回る多くのタコ製品とは一線を画します。
一般的なタコ加工は、「ワンフローズン」（一度冷凍してから加工）という方法が主流。しかし、当社では北海道・青森・岩手などで水揚げされたミズダコを生きたまま専用の活魚車で運搬し、工場に到着後も海水水槽で1日休ませ、ストレスを軽減します。その後、熟練の職人が一つひとつ丁寧にさばき、加工。「一度も凍結しない＝ノンフローズン」の状態を保つことで、タコ本来の旨味と食感を最大限に引き出します。この品質の高さは、多くのお客様からも評価され、「食べるJAPAN美味アワード」など数々の賞を受賞。
しかし、まだまだ当社の「活蛸」の実力を知らない人が多いのが現状です。

販路拡大を加速させるために、製造部門の強化が必要

当社の「活蛸」に絶対の自信を持っていますが、正直言ってまだ実力を１００％発揮できていません。スーパーのお客様はワンフローズンの味に慣れてしまい、「タコなんて、どれも同じでしょ」と考えています。当社は人手をかけて丁寧に作っているため、価格だけの競争では勝てません。モノはいいはずなのに販路が広がらない。
営業的なブレークスルーが必要な状態です。でも、それが難しい。人材が足りないのが理由です。現在、当社の製造・営業の両方を代表取締役の髙橋力が担っています。
午前中は製造現場で商品の加工・出荷を見守り、午後は営業活動を行い、休日には大阪や名古屋へ出張することも。このままでは、せっかくの事業拡大のチャンスを活かしきれません。
だからこそ、今回の募集では、製造部門をリードする「製造リーダー候補」を求めています。

震災を経て経営者としての覚悟

代表を務める髙橋力は、会社創業と同じ1988年生まれ。宮城県石巻市雄勝町で育ちました。高校時代までは野球一筋の体育会系少年でしたが、大学卒業後は水産物卸会社に就職予定でした。しかし、2011年3月、東日本大震災が発生。実家の家業であるマルカ髙橋水産も甚大な被害を受け、3年前に建てたばかりの工場が津波で流されました。それでも、震災の翌月には事業再開に向けて動き出す父の姿を見て、「地元に戻り、家業を継ぐ」と決意。水産物卸会社で営業マンとしての経験を積んだ後、2017年に正式にマルカ髙橋水産へ入社しました。
取締役営業部長として経営全般を担い、2024年5月に代表取締役に就任。
現在は、製造と営業の両方を担いながら、販路拡大に尽力しています。

一緒に「未来のマルカ髙橋水産」をつくる仲間を求む！

日本国内外に販路を拡大する当社は、「昔の魚屋」のような世界観から脱却し、ビジネスをより進化させる必要があります。当社の「活蛸製品」の良さを理解し、私と同じ経営者の目線で一緒に頑張れる人材を求めています。
製造の管理・マネジメントを任せられる人がいれば、営業にさらに力を入れることができ、販路拡大が加速します。

学歴や資格は問いません。大切なのは、「やる気」と「情熱」。「石巻で挑戦したい」「地域の水産業を盛り上げたい」

――そんな熱い思いを持つ方、ぜひ私たちと一緒に働きませんか？