【宮城/漁師求人/漁船漁業】刺し網、曳縄、カゴ漁、牡蠣養殖。いろいろな種類の漁業に挑戦してみたい人を募集。

宮城県石巻市・鮫浦(さめのうら)。
宮城県石巻駅から車で約1時間。
ホヤや牡蠣の養殖いかだが並ぶこの浜で、毎日のように沖へ船を走らせている漁師がいます。阿部誠二さん(42歳)です。

メインで手がけているのは、ヒラメ・アンコウを獲る「刺し網」、太刀魚・サワラを獲る「曳縄(ひきなわ)」、そして、タコを獲る「カゴ」。
さらに牡蠣養殖も行い、いくつもの漁法を組み合わせて一年の仕事を組み立てています。

「獲れる魚の種類とか活性(魚の活動具合)、海の様子、市場の相場や漁協、仲買人の意見。ぜんぶ見たり聞いたりしたうえで、どの漁法でどの魚を狙うか決めていく感じですね」

季節ごとに漁法を切り替え、海の変化と向き合いながら稼ぐ漁業には、養殖や大型の漁船漁業とはまた違った面白さがあります。

その面白さを分かち合える人と一緒に漁に出たい──そう考える阿部誠二さんが、今回、新たな漁師仲間を募集します。

ある日いきなりドーンとくる。それが刺し網。

阿部さんの作業子屋にお邪魔すると、漁具や仕掛けがたくさん置いてありました。

「それは刺し網だね」

阿部さんの漁で、大きな柱になっているのが刺し網です。
魚が泳ぐ水深に帯状の網を仕掛け、そこに魚を刺さらせて獲る漁法で、季節ごとに狙う魚が変わります。

「ヒラメ網とか、アンコウ網とか、獲る魚ごとに専用の網があります。たとえばアンコウ網は、網目が大きくなっていて余計な魚が入りにくく、糸は細くして潮の抵抗を抑えた構造になっています。魚の入り具合を見ながら、使う網を変えていくんです」

以前はタラがよく獲れていましたが、今はアンコウやヒラメがメインターゲット。

「パラパラしか獲れない日が続いても、ある日いきなりドーンと来たりする。アンコウが600キロ以上獲れた日もある。それが刺し網の面白さですね」

さらに、刺し網は生きたまま魚を獲れるため、出荷のタイミングもコントロールしやすいという特徴があります。
阿部さんは作業小屋に大きな活魚槽を設けて、戦略的に出荷の時期を調整しています。

「水槽で活かしておけば、お盆前とか相場が上がる時期に合わせて出せるんですよ。いいやつはキープしておいて、市場の相場や周りの水揚げ状況を見ながら出荷する。漁船漁業は波があるから、そうやって収入の浮き沈みをならす工夫をしてるんです」

魚をどう獲るかだけでなく、「いつ・いくらで売るか」まで含めて設計していくのが、阿部さんの刺し網漁です。

曳縄漁は釣り好きの人にはピッタリ。

もうひとつの大きな柱が、タチウオやサワラを狙う曳縄漁です。

「曳縄漁っていうのは、たくさんの針が付いた長い縄をゆっくり引きながら船を走らせて、魚のいる『棚』に仕掛けを流して獲る漁法。刺し網とはまた違った面白さがあります」

1回に引っ張る時間はだいたい15分。そのあいだに、魚が泳ぐ水深を探りつつ、船のスピードやコースを少しずつ変えていきます。
エサを付けて流す日もあれば、釣り用の仕掛けで勝負する日も。その日の海の色や魚の食い気を見極めることが欠かせません。

「この漁法はほんとに奥が深い。反応があった水深とか、縄の垂れ具合とかをちょっと変えるだけで釣れ方がまるで違う。そういうのが分かってくるとおもしろくなってくるんですよ」

タチウオの活性が高い日は、仕掛けを入れた瞬間から様子が違うといいます。

「活性が高いときには、エサがなくても釣れたりする。ああいうときは、何をやっても食ってくる感じで、やっていてめちゃくちゃおもしろいですね」

漁場が遠い日は、片道だけで1時間〜1時間半かかります。
行き帰りと操業時間を合わせると、12時間近く船の上で過ごす日も。それでも、自分で組んだ仕掛けや調整がハマって、「今日は読みが当たったな」と感じられたときの手応えは格別だと話してくれました。

全漁連青年部の会長の顔も持つ

漁法について本当に楽しそうに話してくれる阿部さん。
実はJF(漁業協同組合)に所属する若手漁業者の全国組織『全漁連青年部』の会長も務めています。

水産庁や国会議員に、海の現状や現場からの声を届けるほか、都市部での魚食普及イベントを通じて、漁業の魅力や魚のおいしさを伝える活動にも取り組んでいます。

「海の状況は、どんどん変わってきています。俺がヒラメを始めた頃と今じゃ、同じ時期に同じ網を入れても、全然違うんですよ。同じままじゃダメなんです」

だからこそ阿部さんは、浜の外にも目を向け、全国の漁師たちとつながりながら、常に新しいやり方を探ってきました。

こうした活動の原動力は、日々の情報交換と、仲間の存在です。

「引き縄もね、他の地域の漁師に教えてもらったんですよ。『最近ヒラメが獲れなくなってきてるんだけど、タチウオいそうなんだよね』って相談したら、『こういう獲り方あるよ』って。道具も余ってるからって送ってくれて。じゃあやってみようか、って。それが今じゃ夏〜秋の大事な柱になってる。本当にありがたいよね」

海は変わり続ける。だから、漁師も変わり続けなければならない。
阿部さんの船では、全国の漁業者にも関わりながら、さまざまな漁法に挑戦していくことができます。

変化の多い海と向き合いながら、自分の頭と手で稼げる漁師になりたい人にとって、阿部さんの船はきっと、おもしろい現場になるはずです。

募集情報
募集職種 漁師
雇用形態 通年雇用
給与 月給20万~25万円
大漁手当あり、昇給あり
福利厚生 労災保険、乗組員厚生共済、そのほか傷害保険加入
軽トラ貸与(燃料費は栄漁丸で負担)、
漁の際は食事・飲み物支給、海産物支給
車で15分の場所にフィッシャーマン・ジャパンが運営するシェアハウス有
仕事内容 刺し網漁(アンコウ、ヒラメ)、牡蠣養殖、引き縄漁(タチウオやサワラ)、タコカゴなど
勤務地 宮城県石巻市鮫浦
勤務時間 12-3月_刺し網:5:00-12:00(実働6時間前後)
3-7月_牡蠣養殖:3:00-12:00(実働8時間前後)
7-11月_刺し網、引き縄、タコカゴなど:3:00-14:00(実働8時間前後)
休日休暇 荒天日、ほか要相談(月5日前後) お盆休暇(4日程度)、年末年始休暇(1週間程度)
募集期間 2025年12月10日(水)~2026年12月31日(木)
その他 長期キャリア形成のため、40歳以下の方の応募に限る
会社情報
会社名 栄漁丸
住所 石巻市鮫浦
選考方法
選考方法 TRITON JOBから応募いただきます

TRITON PROJECTよりメールにて連絡をします

TRITON PROJECT 公式LINEを追加いただき、チャットにてやりとりを開始

LINE内で、サポート窓口と電話での簡易面談

LINE内で、エントリーシートの提出をお願いします

書類選考・現地での面談・研修などの調整をします

選考の結果、合否をお知らせします

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