• 漁協と浜と未来と 漁協と浜と未来と

    水産業の未来をつくる「TRITON PROJECT」には、共に支えてくれる頼もしい仲間がいます。今回は、若手漁師たちの兄貴的存在、宮城県漁業協同組合石巻地区支所職員の三浦雄介さんのお話を紹介します。 漁業者がいるから漁協がある 「漁協」という言葉を耳にしたことがあっても、実際のところどういうことをする仕事なのか、わからない人のほうが多いかもしれません。「漁協」とは、「漁業協同組合」の略です。 海は、田んぼや畑と違って共有財産なので、みんなで協力して争いのないように、協同で有効活用しています。その事務作業を担当するのが我々漁協職員の仕事です。組合員である漁業者のみなさんが自然相手の海の仕事に専念…

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  • 海からはじまる物語 海からはじまる物語

    石巻市街地から車で40分。 ぐるりと山に囲まれた場所に、その海はあります。 2005年に石巻市と合併した旧雄勝町は、ホタテや銀鮭などの養殖が盛んな漁業の町。 太平洋に面し、町の面積の8割が山林という、山と海に抱かれた小さな町です。 「音とかにおいとか、風とかね。『あぁ、これ。この海だ』って思うんだよね」 * 雄勝湾にある小島地区。 この浜でホタテや銀鮭などの養殖業を営むのが、佐藤一さん(※以下、はじめさん)。船の名前は「大洋丸」。 「たいようまる」という言葉を聴いたとき、なんてぴったりな名前なんだろう!と思ったことを、今でも覚えています。「太陽丸」と頭の中で間違って変換してしまうほど、はじめさ…

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  • バターのように口の中でとろける刺身?未来に残したい日本の食『魚の神経〆』のコト バターのように口の中でとろける刺身?未来に残したい日本の食『魚の神経〆』のコト

    日本人にとってとても馴染み深い「刺身」。鮮度や〆方によって旨みや食感が変わる、とても奥深いものです。 みなさんは『魚の神経〆』という言葉を聞いたことがありますか。名前を聞いたことがあっても、実際は食べたことがない人が多いのではないでしょうか。 その美味しさは、神経〆した魚しか食べられなくなってしまった人が続出するほど。そんな神経〆を調査するために、宮城県石巻市のフィッシャーマン、大森圭さんに密着取材してきました。魚の神経〆にあえて取り組む彼の想いもご紹介します。 バターのように口の中でとろける、10日間寝かせたアイナメ 「コチラ、神経〆したての刺身と寝かせて熟成させた刺身です。食べ比べてみてく…

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  • 魚の質を高めるために。船の上の飽くなき挑戦 魚の質を高めるために。船の上の飽くなき挑戦

    1月某日、朝4時。まだ夜が明ける前から、港では船のエンジンが鳴り響いています。 ここは石巻市鮫ノ浦湾。 大きなタンクを船に運び入れ出港の準備をしている大柄な男性がいました。 阿部誠二さん34歳。この「栄漁丸」の船頭です。 父、忠雄さんと一緒に出港。 冷たい風を受けながら、船を沖へ進めていきます。港では静かだった水面が、うねりを持ち水しぶきをあげます。 網を仕掛けているポイントに到着すると、早速機械を使って網を引き上げます。 次から次へ揚がってくる魚を瞬時に網から外し、的確に仕分ける。その様子はまさに父子鷹。 忠雄さんは誠二さんの師匠であり最高のパートナーなのです。 網を揚げ終えたところで、誠…

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  • 知りたい!海苔養殖のすべて 知りたい!海苔養殖のすべて

    一級河川「旧北上川」の河口に位置する石巻湾。 この海には、川から運ばれる豊富な栄養分が絶えず注ぎ込まれています。 宮城県有数の海苔の生産地であり、海苔の主産地とはして国内最北に位置する石巻湾でつくられる海苔は、豊かな磯の香りと、歯切れの良さが自慢。 現在、宮城県漁協石巻湾支所エリアには16軒の海苔工場があり、海苔の評価基準とされる「色・艶・香り」の最上級を目指しながら、海苔養殖に励んでいます。   * 「3番あげ!」 「5番あげ!!」 威勢の良い声が晩夏の空に響けば、海苔シーズンの到来です。 この時期になると、地域の海苔漁師が一堂に会し、賑やかに陸上で種付け作業を行います。 「今年も…

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  • 一人前の漁師を目指して  一人前の漁師を目指して 

    牡鹿半島にある蛤浜(はまぐりはま)。 この浜の牡蠣漁師として、ただひとりとなった亀山秀雄さんのもと、一歩一歩漁師として歩き始めた若者がいます。 大野立貴さん。滋賀県出身の29歳。 石巻で結婚し、昨年第1子が誕生しました! 彼が石巻にやって来たのは、2016年春のこと。 今回は、彼がこの街にたどり着くまでのお話と、そして「これから」のお話を紹介します。   料理人から、育てる人へ 「子供の頃から生き物を育てたり、世話をするのが好きでした。 TVでマグロ漁師を見て、かっこええなーって憧れた時期もありましたね」 もともと1次産業に興味があったという大野さん。 両親の反対もあり、高校卒業後は…

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  • 第4回 牡鹿漁師学校×TRITON SCHOOLー牡蠣養殖編ー 第4回 牡鹿漁師学校×TRITON SCHOOLー牡蠣養殖編ー

    1泊2日の短期漁業研修プログラム「牡鹿漁師学校×TRITON SCHOOL–牡蠣養殖編–」が、2017年11月に、牡鹿半島の鹿立地区(宮城県漁協石巻市東部支所)で行われました。 この漁師学校は、漁師になりたい!漁師の仕事を知りたい!という思いを持つ人の“きっかけの場”として、フィッシャーマン・ジャパンと石巻市、牡鹿漁師学校を運営する筑波大学の貝島研究室、そして宮城県漁業協同組合によって開催しているものです。 2017年度は計3回の漁師学校を開催。 今年度2回目となる漁師学校は、関東圏を中心に参加者6名を迎え、今まさに最盛期を迎える牡蠣養殖の現場にて行われました。 リアルな現場で、活気に溢れた漁…

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