三浦愛おすすめ!釣りを複業にする?!「西伊豆 & ANGLER」

2023年7月にスタートした「西伊豆&ANGLER」。この企画を通し、既に6名が西伊豆に移住しました。今回は多くの釣り人から注目を浴びている西伊豆町の魅力について、静岡の海と釣りを知り尽くすアングラー、三浦愛さんにご紹介いただきます。
三浦愛です。プライベートや仕事で何度も訪れている西伊豆町で面白い取り組みが始まっています。それが今回ご紹介する『西伊豆&ANGLER』。
まずは、西伊豆町をご紹介します。
西伊豆町はどんな町?
西の駿河湾、東の天城山系に抱かれ自然豊かで、海と山の距離が非常に近く、清流仁科川もあり自然の魅力が詰まった箱庭のような町です。
昭和50年代までは漁業が盛んでしたが、今では観光業が主産業になっており、温泉やマリンレジャーが人気です。
駿河湾に沈む夕陽と、沿岸に浮かぶ奇岩とのコントラストが綺麗で、平成18年には「大田子海岸」にて夕陽日本一宣言をしています。

夕陽のまち西伊豆町ふるさとフォトコンテスト入選作品 「夕暮れの仁科港」(中西 敬一様)
またグルメも豊富で、漁協直営の沖あがり食堂の「いか様丼」はぜひ堪能していただきたいです!

西伊豆町はどんな釣りが盛ん?
西伊豆町は入り組んだ山や岩礁に囲まれた穏やかな釣り場が多数あります。
堤防ではソウダガツオやアオリイカ、カサゴやアカハタなどのロックフィッシュの釣果もよく聞かれます。フカセ釣りではメジナも狙うことができます。
穏やかな宇久須では毎年SUPフィッシングの大会も行われるほど魚影も濃くのんびりと楽しめます。


船釣りではエサ釣りやジギングなども楽しめ、ターゲットはイサキ、マダイ、カンパチなどです。また、初心者でも利用できるレンタル竿のある船も多くあります。海と生活がとても近いので、釣り人にとって魅力的な町なのです。

釣りを複業に!西伊豆町で始まっている、釣り人のための新しい生活スタイル
釣りが複業になるってどういうこと?
西伊豆&ANGLERは「釣りを複業にできる町」という目標があります。
この『複業』とは、例えば漁師をしながら他の仕事にも従事するという働き方。
背景として西伊豆町は古くからの漁業者や水産関係が多く、担い手が減少し、漁獲量不足が深刻な問題となっています。
そこで西伊豆町では海が身近な存在の『釣り人』と漁師をはじめとする地元の人々との交流を行うことで、関係人口の創出や釣りを複業にした移住を促進するプロジェクトを始めました。
まずはここ西伊豆町に遊びに来て、どんな町か知ってもらい、『釣り』から移住するきっかけを掴んでもらいます。
西伊豆&ANGLERを体験してファンに
「西伊豆&ANGLER」は釣り好きの方に西伊豆に来ていただき、移住へ一歩踏み込んで西伊豆のことを知っていただくとともに、漁業権取得に向けたレクチャーを組み合わせたツアーコンテンツです。
コーディネーターが役場や地元の漁業関係者との橋渡しをサポートしてくれるので安心して参加できます。
実際に行われているツアーをご紹介します。
・釣り体験(希望制)
ツッテ西伊豆体験してもらい、西伊豆の釣りに馴染んでいただきます。実際にはんばた市場で魚を売って地域通貨にします。
・漁港関係者紹介(漁協、漁業者、海女さん、先輩移住者、地域のキーマン)
伊豆漁協仁科支所の山田支所運営委員長とお繋ぎし、実際にお話を伺います。
泊まりの場合は山田さんや関係者と懇親会をセットすることもあります。
・漁業権取得のための決まりごとレクチャー
市役所職員の松浦城太郎さんが町内の港ごとのルールをレクチャーします。

松浦さんも釣りが大好きなので色々相談に乗ってくれます!
・移住担当者との面談
役場の移住担当者、もしくは地域プロジェクトマネージャーが面談し、移住についてご説明します。実際にお試し住宅を内覧も可能だそうです。
実際に移住している人の話

西伊豆町地域おこし協力隊 三上さん
西伊豆&ANGLERのツアーを経て移住しました。
移住して3週間が経ちますが、早速港の活動に参加させてもらっています。
私の住む地域は、移住〜漁協組合員への加入審査対象になるまで最短1年程度と言われていますが、それまでの期間も海に関わる活動の勉強をさせてもらえてるので、漁業権取得後、スムーズに漁業、海業の活動が行えそうです。
また、地元の方も友好的で地元民、移住者、活動家と情報交換をする場に『きちゃいなよ!』というノリで誘っていただいて単独移住者の私からすると早々に心強さと安心感を感じています。
漁業権取得を推進している珍しい取り組みをしているだけあって日々、新たなプロジェクトの立案がある西伊豆町は今後も漁業や海業が活性化していく町な気がして期待しかありません!
西伊豆町は釣り人にオススメな町
西伊豆町は釣り人にとってステキな町。
その釣り人にやさしい取り組みをご紹介します。
•ツッテ西伊豆
ツッテ西伊豆とは
『船で魚を釣る→ 「はんばた市場」で釣った魚を買い付けてもらい地域通貨に換える→地域通貨で西伊豆を堪能しちゃう』 というステキな取り組みです。

はんばた市場と提携し、釣魚を地域通過に換えられる遊漁船は決まっており、いくつかありますがその一つが仁科港の龍海丸さん。

親子で営んでおり、宿もあるので遠方からのお客様もゆっくり休んで朝釣りに行くことも可能です。朝ごはんに釣りたてのイサキを出してくれましたがとても美味しいですよ!
はんばた市場で魚をサンセットコイン(地域通貨)に換えてもらいお買い物も楽しめますが、飲食店さんで魚を味わうことも可能!

旬感 竹内さんでは釣った魚を美味しい料理に仕立ててくれます(要予約)。


自分の釣った魚でご飯が食べられ、ガソリンが入れられるなんて釣り人にとっては夢のような企画。そんな釣り人に優しい西伊豆町です!
•海釣りGO
田子港で始まったアプリを通して釣り場・駐車場の予約と利用ができるサービスです。
マナーを守って港の利用を持続可能にするために始まった取り組み。

レンタルもありますので、お子様も安心して釣りができます。
https://umigo.co.jp/tago-fishing-port/
体験させていただいた模様
西伊豆町に移住をすると身
近に海を感じることができます。お子様と釣りをしたり、一緒に食べれば海や魚の大切さも学ぶことができますね。
西伊豆町は移住者の受け入れ体制が万全
町役場の方がフレンドリーというところ。私も移住した身ですが、なんと言ってもその土地の方との交流が住むハードルを高くも低くもすると思います。また、海や釣りをきっかけに実際に移住した方がいらっしゃるので先輩として話を聞いてくれるというのは心強いですね。
西伊豆&ANGLERの取り組みは2023年7月より始まりましたが、現在のところ6名の方が移住しているそうです!
ご興味のある方はぜひ一度西伊豆町に来ていただき海と人の温かさを感じていただきたいです!
西伊豆&ANGLERで移住体験ツアーを実施
1泊2日で西伊豆町の魅力を体験出来るツアーを実施中です。
参加者は常時募集をしております。
コーディネーターが同行するので安心です。
魚を釣って、売って、食べて、まちの人とふれあう1泊2日の体験ツアー
申し込みフォームはこちら
三浦 愛
日本大学大学院修了(海洋生物学修士)。(株)イシグロ(釣具販売店)で船釣り用品担当。その後、イタリアトスカーナに料理留学。帰国後、静岡県焼津市の初代地域おこし協力隊(観光担当)として3年の任期を満了。著書『しずおか釣り旅のススメ』(静岡新聞出版)。しずおかの海PR大使等、釣りを使った地域活性化を行う。