【宮城/漁師求人/養殖】午前中で仕事は終わり。元サラリーマン漁師の右腕として牡蠣やワカメの養殖に挑戦してみませんか。
宮城県石巻市、牡鹿半島の西側にある浜、福貴浦(ふっきうら)。 春はワカメ、夏は刺し網、冬は牡蠣と、一年を通して漁師の活気あふれるこの浜で、人手が少なくても営める、独自の漁業スタイルを貫く漁師がいます。高橋政美さん(49歳)です。
「みんなが牡蠣を剥くところを、剥かずに殻付きで出荷する。 ワカメを加工するところを、加工せずにそのまま出荷する。 みんなは午後まで働くなか、うちはなるべく午前中で仕事を終える」
2024年に事業を正式に継承するまで、約20年間「水道屋」さんとして会社員生活を送ってきた高橋さん。 外の視点があるからこそ、限られた人手で「いかに効率よく稼ぐか」を徹底。周りの漁師とは違う、独自の働き方を築き上げてきました。
今後はこの形をさらに組織化し、次世代へつないでいきたい。 そんな思いから、今回、高橋さんの「右腕」として一緒に働く仲間を募集したいと考えています。
水道屋から漁師へ。外の視点があるからこそ見えた「新しい漁師」の形。
福貴浦の漁師の家に生まれた高橋さん。幼い頃から浜の仕事を手伝ってきましたが、当時は「漁師になりたい」と思ったことは一度もなかったと言います。

「漁師は天候が悪くても無理して働く。自分はそんなに働き者にはなれない。だから、自分が漁師になるのは無理だと思っていたんだ。」
16歳で家を出て、49歳まで20年以上もの間「水道屋」として会社勤めをしてきました。転機は震災後の2014年。ご家族の不幸も重なり、実家の手伝いを始めたことがきっかけでした。
「自分はさんざん親不孝をしてきたから。せめて親父がやりたいと思うことを、最後までやらせてあげたかった」
家族が守ってきた海の仕事を絶やさないために、継ぐ決意を固めた高橋さん。そこで活きたのが、長年のサラリーマン生活で培った「効率」と「仕組み」の感覚でした。 伝統的な漁業のやり方をただなぞるのではなく、外の世界を見てきた自分だからこそできる「新しい仕事の仕方」があるのではないか。高橋さんの挑戦が始まりました。
基本的に午前中で終わる、体に無理のない操業体制
最初は、何をすればいいか分からず、戸惑うことも多かったと話す高橋さん。しかし、仕事を続けていくうちに、一つの答えに辿り着きます。それは、周りと同じ土俵で戦わないことでした。
「おれは漁師になるのが周りより遅かったし、他の家と比べると養殖筏の台数も少ない。それに一緒に働く親父たちも高齢なので、長時間働くのは大変。周りと同じやり方ではダメだと思ったんだ」

例えば牡蠣の場合、多くの漁師が水揚げ後に殻を剥くところを、高橋さんは「殻付き」のまま販売。「剥き子」さんの手配や、剥き場の管理コストを大幅にカットしています。ワカメの場合もメカブを削いだ後の葉の部分は加工せず、そのままタンクに入れて販売。水揚げ後の加工時間をなくすことで、働く時間を大幅に短縮しました。
加工を省けば、確かに取引単価は下がるかもしれません。しかし、その分を少ない人数と労力で確実に回す。そして、浮いた時間を使って高橋さんは「営業」に注力しました。自ら販路を開拓し、今では複数の加工会社と直接取引を行うことで収益性を高めています。
さらに、「一つの作業が終わるまで別の作業はしない」のも高橋さんのこだわりです。牡蠣の養殖とワカメの養殖の時期が被らないようにスケジュールを調整し、一年を通じて作業時間を短く維持しているのです。
【一日のスケジュール】
3~5月:ワカメの収穫・加工作業 7:00~12:00
6~9月:牡蠣養殖の準備、かにの刺し網漁など 7:00~14:00
10~2月:牡蠣の水揚げ作業 6:00~12:00
「家」を継ぐのではなく、「会社」を育てる仲間へ。
仕事の効率化と販路開拓により、年間の売り上げの向上を図ってきた高橋さん。その視線はすでに、さらに先の未来を見据えています。将来的には法人化し、ここを一つの「会社」にすることを目指しています。

「若い人が働く上でも、個人経営より会社になっていた方が安心して働けるでしょ。それに、もしその人にやる気があって『将来的にも漁師を続けていきたい』となったとき、現状では「家を継ぐ」という重い決断を迫られることになってしまう。だからこそ、組織にしたいんだ。」
「家を継ぐ・継がない」ではなく、誰もが長く安心して働ける環境を作る。それは、サラリーマン時代が長かった高橋さんだからこその、移住者や若手に対する深い「思いやり」でした。
「せっかく会社にするなら、獲るだけじゃなくて自分たちで製品をつくるところまでやれたらいいよね。そうやって水産会社みたいに動けるようになったら、もっと面白いことができると思うから」

人が増えれば、効率化で生み出した時間に、また新しい仕事が生まれる。その変化を、高橋さんは誰よりも楽しもうとしています。
海産物を獲る・育てることに縛られない、新しい漁師の形を自らも模索し続ける高橋さん。そんな彼と共に、あなた自身の新しいキャリアを踏み出してみませんか。

| 募集職種 | 漁師 |
|---|---|
| 雇用形態 | フルタイム |
| 給与 | 月給15万~20万円 業績により賞与あり 日給10,000円×操業日数 |
| 福利厚生 | 傷害保険加入 作業内容によっては食事の提供あり |
| 仕事内容 | 牡蠣養殖 ワカメ養殖 刺し網など |
| 勤務地 | 宮城県石巻市福貴浦 |
| 勤務時間 | 10月~2月_6:00~12:00(牡蠣の水揚げ作業) 3月~5月_5:00~12:00(ワカメの収穫・加工作業) 6月~9月_7:00~14:00(養殖準備、カニの差し網漁など) ※漁業のため、天候や作業の進捗により変更の場合あり |
| 休日休暇 | 土曜日(3-4月以外)、荒天日、お盆休暇(5日程度)、年末年始休暇(5日程度) ※その他休日は要相談 |
| 募集期間 | 2026年01月26日(月)~ |
| その他 | 長期的なキャリア育成のため、50歳未満の方 普通自動車免許必須(AT限定可) 車で10分程度の場所にフィッシャーマン・ジャパンが運営するシェアハウスあり |
| 会社名 | 栄勝丸 |
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| 選考方法 | TRITON JOBから応募いただきます ▼ TRITON PROJECTよりメールにて連絡をします ▼ TRITON PROJECT 公式LINEを追加いただき、チャットにてやりとりを開始 ▼ LINE内で、サポート窓口と電話での簡易面談 ▼ LINE内で、エントリーシートの提出をお願いします ▼ 書類選考・現地での面談・研修などの調整をします ▼ 選考の結果、合否をお知らせします |
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