合同会社泰光水産
合同会社泰光水産は荒浜漁港所属の刺網漁の漁船です。
刺網漁とは、魚の通り道に帯状の網を仕掛け、その網に魚を絡めて取る漁法です。
刺さった様になることから「刺網」と呼ばれます。上に”浮き”、下に”重り”をつけて、垂直に網を張ります。刺網の歴史は古く、網の中では最も構造が簡単です。対象魚種は、タイ、ヒラメ、カレイ等です。夜間に網を仕掛け、早朝、網を引き揚げます。
2020年から新メンバーが加入
泰光水産は2017年、法人化をしました。
それまでは代表の武田泰幸(32)さんと泰幸さんの父親(71)と、2人3脚で操業していましたが、さらなる事業拡大を目指して2019年から同社は新たな人材を募集しました。
その年、宮城県が主催する漁業研修制度「みやぎ漁師カレッジ」の卒業生である荒川さん(40)が同社に就業しました。
亘理町出身ではない荒川さんですが、今では地域と会社に馴染むだけでなく、一人前として会社の戦力となっています。
将来、荒川さんとタッグを組むパートナーを求む
同社は6次産業化にも力をいれており、今年度水産加工所を増設しました。
現在、代表の泰幸さんは営業に力をいれており、海に出るのは代表の父親と荒川さん。
今後は荒川さんが舵を握る可能性がある中で、彼のパートナーとなり、共に刺し網漁業で会社を盛り上げる仲間を募集します。
刺し網漁業は網をいれた分だけ、漁獲が上がる漁業。
自ずと海にいて、魚を触る時間が多くなります。
魚がかかって重くなる網を想像してワクワクできる、魚を触るのが好きな人にはぴったりな会社です。
刺し網漁業の働き方
海は水温や風、潮流等によって日々変化します。
そのため、漁獲できる魚種も変化するため、その時々にあわせた漁法で操業します。
以下では、昨年度の操業リズムを記載しますので、参考にしてみてください。
【去年の操業事例】
時期:2月中頃〜4月
狙う魚種:シラウオ
操業時間:午前3時半〜午前10時半
網を海に入れてから起こすまでの2時間は休憩します。
午前10時の市場での売りにあわせて帰港します。
時期:7月中頃〜9月
狙う魚種:スズキ
操業時間:午前2時頃に網を海に入れて午前6時ころに起こします。
海水温が低いうちは、前日の夕方に網を入れて一晩放置しますが、海水温が上がると魚が痛むため、1日のうちで網いれと網起こしを済ませます。
午前8時の市場での売りに合わせて帰港します。
その他、タコやタラ等、季節の魚種にあわせて年中操業します。
募集職種 | 漁師 |
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雇用形態 | 正社員・フルタイム |
給与 | 月収18万~20万円 月給18万円〜 最初の3ヶ月間は契約社員で、その後に正社員登用あり 正社員登用後月給20万円 年収240万円〜 |
福利厚生 | 雇用保険, 健康保険, 労災保険, 厚生年金, 社会保険完備 |
仕事内容 | 刺し網漁, 商品開発 |
勤務地 | 宮城県亘理町 |
勤務時間 | 変形労働時間制を採用 |
休日休暇 | 休日は土曜日、組合指定日、天候不良日、変形労働時間制を採用 |
募集期間 | 2021年09月22日(水)~ |
会社名 | 合同会社泰光水産 |
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住所 | 宮城県亘理郡亘理町 |
社員数 | 3人 |