宮城県石巻市折浜(おりのはま)。
山に囲まれた自然豊かな牡鹿半島にありながらも、スーパーなどがたくさんある渡波地区から車で10分と、生活利便性においても好立地な浜です。
「浜に沿って家があるでしょ?家と家を線で結ぶと、折れながら繋がっているように見えるから、折浜って呼ぶんだよ。上から見ると北斗七星の形になってるなんて話もあるんだよ」
優しい笑顔で話してくれたのは平塚国義さん(47歳)。
折浜愛に溢れる国義さんは、冬場は牡蠣養殖、春先はシャコエビを狙った刺網を営んでいます。
「自然が相手だから常に考えて柔軟に対応しないと。もちろん大変なときもあるけど、そうやって日々考えながら仕事をするのが漁師の魅力」
折浜という小さな浜も、この浜での営みも、呼吸をするように当たり前にここにあったからこそ、国義さんはこれからも大切にしていきたいと思っています。
牡蠣養殖を営む家は、折浜とお隣の蛤浜合わせて4軒。
その中でも、40代である国義さんが一番の「若手」です。
いつも明るい国義さんですが、「これからどうなっていくんだろう」と、日に日に未来への危機感が強くなっているそうです。
そんな国義さんの良きパートナーが、就業して7年目になる利樹也さん(28歳)。
利樹也さんは根っからの釣り好きで、釣りをしに折浜へ通ううちに国義さんにスカウトされたとか。仕事が終われば、意気揚々と釣りに出かけることもあります。
一度は違う仕事もしたそうですが、やっぱりこの場所が一番落ち着くよう。何事にも真面目に取り組む利樹也さんに、国義さんも絶大な信頼を置いています。
この2人に加え、冬の牡蠣剥きシーズンには国義さんのご両親も加わるので、さらに作業は賑やか。
高齢化が進み、やめていく漁師が増えていく中で、今後この浜の漁業をどうしていくのがいいのか。
強い危機感はありますが、国義さんから出てくる言葉は、前向きな言葉ばかり。
「やる気がある若い人たちが揃ったら、法人にしてもいいかも」
「もちろん、独立して挑戦してみたっていい」
「俺のところで働きつつ、自分の漁業をはじめたっていいんだ」
今抱いている危機感と同じくらい、未来への希望だって、たくさんあるんです。
一緒に挑戦する気持ちがある人に来てもらえたら、きっと活気ある浜の未来が見えてくるはず。
兄貴肌の漁師と一緒に、理想の漁師像を一緒に追い求めてみませんか?
あなたの挑戦をお待ちしています。
(掲載:2023年6月)
牡蠣養殖の仕事についてはこちら▼
https://job.fishermanjapan.com/column/3110/
募集職種 | 漁師 |
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雇用形態 | 正社員・フルタイム |
給与 | 月収20万~30万円 試用期間中(1年)は月給180,000円 ※能力に応じて試用期間の短縮あり |
福利厚生 | 乗組員厚生共済, 寮あり(TRITON WATANOHA), 海産物持ち帰り可, 水揚げによりボーナスあり, 繁忙期食事補助あり |
仕事内容 | 牡蠣養殖, 刺し網漁, 沿岸/養殖漁業, 養殖漁業 |
勤務地 | 宮城県石巻市折浜 |
勤務時間 | 10~3月_牡蠣の水揚げ・剥き方5:00 ~ 16:00(実働 10時間)、4~5月_刺網5:00 ~ 12:00(実働 6時間)、6~9月_牡蠣養殖の準備5:00 ~ 14:00(実働 8時間) ※漁業のため、天候・季節・状況によって変動あり(上記所定時間外労働あり) |
休日休暇 | 日曜休み、荒天日休み、お盆(3日程度)、年末年始(5日程度) |
募集期間 | 2023年06月10日(土)~ |
その他 | フィッシャーマン・ジャパンが運営するシェアハウスあり (車10分) |
会社名 | 第十 寿丸 |
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選考方法 | 応募 ▼ フィッシャーマン・ジャパン担当よりメールにて連絡 ▼ LINE登録 ▼ 写真付履歴書の提出(書類選考) ▼ オンライン面談(事務局、募集主と複数回行う場合があります) ▼ 現地面談 現地研修(1週間程度) ▼ 内定 |
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