【宮城/漁師求人/養殖】凡事徹底!漁師道を歩む
牡鹿半島の玄関口にある祝田(いわいだ)地区。
目の前は、内海である万石浦と外洋の石巻湾をつなぐ水道で、向こう岸までは200mほどの距離です。
沿岸を走る1本道には、4軒の海苔屋さんがあります。
「当たり前のことを当たり前にやってきた。ただ、それだけ」
阿部宗徳(むねのり)さん、57歳。漁師歴36年。
若い頃から海苔養殖一筋で邁進してきました。
静かな口調ながらも、語られる言葉のひとつひとつには、仕事に対する強い思いを感じることができます。
「海苔は目に見えて良し悪しがわかる。量と質・・・製品数や等級といった数字でわかる部分があるから、そこがおもしろいかな」
宗徳さんにとっての「当たり前」は、「数も質も良い海苔をつくる」というところにあります。
案内された作業小屋に入ると、きれいに片付けられた机の脇に、注意事項が書かれた紙や、従業員のお休みが書かれたカレンダーが掲示されていました。
「こう見えてすごく細やかで優しいんです。従業員さんのこと大切にしてるんですよ」
若い漁協職員さんがこっそり教えてくれました。
現在、宗徳さんは弟さんと、2名の従業員さんと一緒に海苔養殖を営んでいます。
うち1名は10年以上勤めており、また、働き始めて数年の20代の方もいます。
自分のもとで働く従業員さんのために、各種社会保険にも加入しました。
一見厳しそうに見えますが、実は頼れる兄貴肌。
地域の漁師たちから、「宗さん」と親しみを込めて呼ばれています。
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8月の陸採が始まると、海苔シーズンの幕あけです。
陸採では、60人ほどの海苔漁師が一斉に作業をしていますが、きびきびと仕事をこなす宗徳さんの姿は、すぐ見つけることができます。
熱心に新米漁師を指導する姿も見られました。
そんな宗徳さんは、どんな人と一緒に働きたいのでしょう?
こだわりがいろいろ強そうですが・・・
「きちんと挨拶ができる人」
ちょっぴり拍子ぬけして、「当たり前すぎないですか?」と聞き返すと、「当たり前が一番大事なんだ」と、ここでもぶれない答えが返ってきました。
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海苔養殖は単調な仕事も多く、根気強さが必要です。
そして、チームワークも求められます。
「一緒に気持ち良く働けたら、それが一番。仕事は少しずつ覚えればいい」
飾らない宗徳さんの言葉は、気持ちがいいほどに胸にスッと落ちてきます。
当たり前を、大切に。
量と質にこだわった宗徳さんの海苔づくりに、一緒に携わってみませんか?
※取材・撮影は2017年9月および2018年9月に行い、2024年5月に再編集しました。
海苔養殖についてはこちら
https://job.fishermanjapan.com/column/984/
募集職種 | 海苔養殖の漁師 |
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雇用形態 | 通年雇用 |
給与 | 月給20万~25万円 賞与(年2回) ※3ヶ月の試用期間あり 試用期間中の給与の変動なし |
福利厚生 | 社会保険各種完備 朝食・昼食・飲み物など支給。 |
仕事内容 | ・海苔の種付け作業:養殖用の網に海苔の種を付ける作業。 ・海苔網の干出:海苔が成長する過程で必要な作業。 ・海苔の収穫:成長した海苔を収穫し、出荷作業を担当。 ・種牡蠣養殖 |
勤務地 | 宮城県石巻市渡波字祝田 |
勤務時間 | 5月~7月:6:00~15:00 8月~4月:5:00~14:00 ※作業・時期によって変動あり |
休日休暇 | 不定休(月5日程度)、G.W休暇(5日)、 お盆休暇(4~5日) |
募集期間 | 2025年06月06日(金)~ |
その他 | 普通自動車免許必須 フィッシャーマン・ジャパンが運営するシェアハウス有 |
会社名 | 善寳丸 |
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社員数 | 4人 |
選考方法 | TRITON JOBから応募いただきます ▼ TRITON PROJECTよりメールにて連絡をします ▼ TRITON PROJECT 公式LINEを追加いただき、チャットにてやりとりを開始 ▼ LINE内で、サポート窓口と電話での簡易面談 ▼ LINE内で、エントリーシートの提出をお願いします ▼ 書類選考・現地での面談・研修などの調整をします ▼ 選考の結果、合否をお知らせします |
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