私たち、一般社団法人歓迎プロデュースは代表を務める小野寺紀子(漁業資材会社常務)・斉藤和枝(水産加工会社専務)・根岸えま(東京生まれ東京育ちの移住女子)の3人を中心とした漁師さんたちを愛する愉快なメンバーで、宮城県気仙沼市のメイン産業である漁業水産業を盛り上げよう!と日々活動しています。
2019年夏。気仙沼魚市場前に漁師さんたちのための銭湯と食堂「鶴亀の湯・鶴亀食堂」をオープン。たくさんの漁師さんたちのみならず、観光客や市民のみなさんによろこんでいただいています。(https://kesennuma-tsurukame.com/)
今回はこのまちの漁業を担う次世代を、まちぐるみで受け入れ育てる事業を気仙沼市水産課とフィッシャーマン・ジャパンと一緒に始めました。そこで一緒にこのプロジェクトを進める【地域おこし協力隊】を募集します!
海にも陸にも開かれた交流の場として、漁船員や市民・観光客が交わる場の構築、国内外への港町の文化の発信。そして、このたび新たに漁業水産業を担う次世代を、町ぐるみで受け入れ育てる事業を開始するのです。
気仙沼が「日本一、漁師さんを大切にするまち」になることを目指して、わたしたちの仲間になりませんか?
漁師町 気仙沼で漁業の担い手を増やしたい!
漁業水産業が主産業の宮城県気仙沼市。
毎年、本当にたくさん漁船が入港し、たくさんの魚が水揚げされます。
その魚を買う仲買人さんや魚屋さんにはじまり、問屋さん、氷屋さん、箱屋さん、運送屋さん。ガソリンスタンド、酒屋さん、スナック、タクシー、飲食店。
一見関係なさそうにみえる仕事も、みんな漁業を中心に経済がつながってまわっています。
カツオの初水揚げにまちが湧き、サンマが不漁だとまち全体が落ち込む。
漁師さんがいるから魚の水揚げがあり、水揚げがあってこそ、まちの経済がまわっていることを実感できるのがここ、気仙沼です。
だからこそ、その魚をとってきてくださる漁師さんたちが「気仙沼、いいな」と思える港町にしたい。
命がけで魚をとってくる漁師さんたちにありがとうを伝え、「日本一、漁師さんを大切にするまち」にしたい。そんな思いで日々活動しています。
しかし、年々船の数は減ってきています。
漁師さんの高齢化、担い手不足で、魚がとれても船が動かせなくなる将来がくる。
「このままじゃ30年後、このまちで魚獲るやついなくなる」
現役漁師さんたちは警笛を鳴らしています。
一方で、仕事にやりがいを求め、漁業に興味のある若者も増えていて、「漁師に興味あるけど、なる方法がわからない」「どこからアクセスしたらいいの?」という声も。
そんな二者をマッチングし、気仙沼のまちを支える漁業の担い手を増やしたい。そして気仙沼の漁業を盛り上げたい。
「日本一、漁師さんを大切にするまち」を目指して、漁業の担い手募集、マッチング事業をはじめました。
プロジェクトチーム、「チーム TRITON 気仙沼」についてはこちら。
https://job.fishermanjapan.com/column/2287/
海がすきなひと、港町のくらしに興味があるひと、地域おこし協力隊になりませんか?
具体的な活動内容は「漁業水産業の担い手確保および定着支援事業」で、気仙沼市と一般社団法人フィッシャーマン・ジャパンとの連携事業となります。
◆ 担い手受け入れ体制の構築
地域の漁協・行政・漁業者らと連携し、新規の就漁希望者をまちぐるみで受け入れる土台をつくります。
◆ 漁業者と担い手との出会いの場づくり
漁業者と新規の就漁希望者とが出会う場の提供をします。(漁業就業フェアの出展など)
◆ 体験プログラム「漁師学校」の企画・運営
漁業に興味がある人のための、漁師体験プログラムを開催します。
◆ 担い手のための居住支援
市外県外から来た担い手が暮らすための住居を確保。漁師シェアハウスの企画・管理・運営などを行います。
◆ 漁業情報のとりまとめ・魅力発信
◆ 先進事例の取り組み視察・情報交換会の開催
いろいろとあげましたが、まずは気仙沼を、海を、漁業を知ってもらいたいです。
そして、
好奇心のあるひと
まっすぐに人と向き合えるひと
地域に根ざした産業を盛り上げたいひと
一次産業に課題意識をもっているひと
海のそばでくらしてみたいひと
漁師さんがすき!なひと
こんな方が、この仕事に向いているかな、と思います。
気仙沼ってこんなところ!
一緒に担い手事業を担当するのは東日本大震災のボランティア活動をきっかけに気仙沼に移住した根岸えま。惚れ込んでしまった気仙沼の魅力を紹介します。
気仙沼市は、宮城県の最北端に位置し、人口6万人ちょっとの世界に誇る港町です。
世界三大漁場の三陸沖を目の前にひかえ、四季折々の魚を追いかけ、全国から集まる漁船が岸壁にずらーっと並んでいます。
昔から遠洋マグロ漁船で世界中の海をめぐった漁師さんたちがたくさんいて、スペイン語を話せるじーちゃんがいたり、インドネシア語をしゃべれる船頭さんがいたり。昔から、海から世界とつながっていたまちです。
そのためか、住んでいるひとたちがオープンで気さくなひとが多い気がします。どっしり構えておおらかに笑う元漁師さんたち。夫が留守の間、家と家族を守ってきたつよく、しなやかな浜のお母さんたち。
昔から日本全国の船の入港があり、いろんな地域の言葉が飛び交っていたと言います。
だから「よそもの」も受け入れてもらいやすく、溶け込みやすいまちなんじゃないかと思います。
その分、人とのつながり、関係性はとても大切にするひとたちです。
(鶴亀食堂のスタッフたち)
わたしのだいすきな「気仙沼漁師世界地図」より以下、抜粋。
〜〜〜
気仙沼は昔から、遠洋漁業の基地として栄えてきました。
常にフロンティアスピリットをもち
大きな船で世界の荒海を乗り越え
地球の反対側まで出かけ、漁を続けてきました。
「世界の漁場はオレたち日本の漁師が開拓したようなものなのよ」
とやさしい笑顔で漁師さんが話してくれました。
輸入品の少なかった時代、
気仙沼ではどこの家庭にも、漁師さんが持ちこんだ
ウィスキーやマヨネーズ、インスタントコーヒーがあり、
フラメンコの人形がありました。
ラス・パルマス、ケープタウン、アイルランド…、
世界の地名が飛び交い
漁をささえる気仙沼の人たちも、その家族も
世界の海のなかでくらしてきたのです。
気仙沼の人たちは、
自分たちが世界に出ていくだけではなく
いろいろな地域の人たちを迎え、送り出してきました。
とりわけカツオやサンマ漁の季節になると
日本各地のたくさんの船が気仙沼港に入ってきます。
「気仙沼ほどあたたかい町はないよ」と漁師さんはいいます。
大漁のこともあれば、まったく魚と会えない日もある、
そんな産業が中心にあるまちが気仙沼です。
不確実性をのみこんで自分の信じることをする
海とともに生きるまちは「胆力」をもつ人たちであふれています。
海よりも深く、やさしく、
そして、豪快で、ほがらかなまちです。
最後にみなさんに。
いま、日本の各地で起きている社会課題である”一次産業の担い手不足”。それはここ、気仙沼の漁業の世界でも起きています。
2020年の魚市場水揚高が北海道・東北内で1位を誇り、日本各地のみならず、世界の海で漁をする漁船が集まる港町「気仙沼」で、漁師さんがいなくなるということは一大事。船が動かなくなるということは水揚げもなくなり、まちも動かなくなるということです。
そんな、まちの経済の根幹を担う「漁業」の担い手不足という一大事に、一緒に挑戦する仲間を募集します!
気仙沼が「日本一、漁師さんを大切にするまち」になることを目指して。
ご応募、お待ちしてます!
給与 | ~20万円 通勤手当一部補助あり |
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勤務地 | 宮城県気仙沼市 |
勤務時間 | 週40時間。稼働時間は月〜金曜日の5日間、5〜18時の間の8時間となります。 |
休日休暇 | 土曜・日曜・祝日。業務によって休日に勤務する場合は、別日に振替となります。年次有給休暇は、任用期間に応じて取得可能。 |
募集期間 | 2021年01月12日(火)~2021年03月16日(火) |
その他 | (1)一般社団法人歓迎プロデュースとの雇用契約となります。 (2)雇用期間は、着任日から3年間となります。 (3)期間の延長については、年度ごとに協議の上、双方の合意のもと判断させていただきます。 次のすべての項目に該当する方を対象とします。 (1)三大都市圏をはじめとする都市地域等(※1)から生活拠点を市内へ移し、住民票を異動することができる方 (2)地域の活性化に深い知識と熱意を有し、積極的に活動できる方 (3)心身ともに健康で、地域になじむ意思を有し、誠実に活動を遂行できる方 (4)普通自動車運転免許を持っている方 (5)パソコン(ワード、エクセルなど)の一般的な操作ができる方 (6)活動期間終了後に気仙沼市において起業・就業し、本市にとどまる意思のある方 ※1:条件不利地域(過疎法、山村振興法、離島振興法等の指定地域)以外の地域に住んでいる方が対象となります。ご自身の住民登録地について、該当するかどうか不明な場合はお問い合わせ下さい。 |
会社名 | 一般社団法人歓迎プロデュース |
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住所 | 宮城県気仙沼市魚市場前4-5 みしおね横丁 |
Webサイト | https://kesennuma-tsurukame.com/ |
Facebookページ | https://www.facebook.com/kesennuma.tsurukame |
選考方法 | ※新型コロナウィルス感染拡大防止措置として、現地対応(面談・研修)の受け入れ時期を慎重に判断させていただいております。お電話やビデオ電話などでの企業説明や相談なども行っていますので、まずはお気軽にお問い合わせください。 応募 ▼ 担当より電話にて連絡 ▼ 写真付履歴書の提出(書類選考) ▼ 電話もしくはビデオ電話にて面談 ▼ 現地面談 ▼ 現地研修(1週間程度) ▼ 内定 |
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