【富山/カニ漁師】移住者も外国人も大活躍。黒部唯一のカニカゴ船、新章へ。

新進気鋭のカニカゴ船

富山県は黒部市。

立山連峰の頂から豊潤な水が注ぎ込む黒部湾の湾内と外湾を舞台にベニズワイガニやバイガイを求めて船を走らせる、一際若くて活気が溢れる船があります。

JFくろべ漁協に所属するカニカゴ船「恵比須丸」です。その舵を握るのが、船頭兼社長の浜屋大祐さん(41歳)です。

2025年6月、父からの事業承継を経て「株式会社恵比須丸黒部」として法人化。

以来1年、自社の水産加工施設も稼働をはじめ、恵比須丸は6次産業化にも一歩を踏み出しました。

恵比須丸は現在、地元メンバー・移住者メンバーそして、特定技能のインドネシア人と多様な仲間で構成されていますが、インドネシア人のイフヌさんの卒業を見据えて、新メンバーとなる乗組員の募集しています。

現在、JFくろべ漁協に所属するカニカゴ漁船は恵比須丸の1船のみ。

10年前には10隻ほどが操業していた漁港も、後継者不足や燃料費高騰の波に飲まれ廃業が相次ぎました。

そのなかで恵比須丸は、世代交代を果たし、今も黒部の海に出続けています。

加工も販売も、でも「まず漁ありき」。恵比須丸が大切にしていること

法人化から1年。

加工施設・自社販売と、恵比須丸は新しい取り組みを着実に積み上げてきました。

それでも大祐さんが一番大切にしていることは変わりません。「生産者であること」です。

「漁で水揚げをしっかりやる。それが基盤。その上に加工や販売を積み上げていきたい。順番を間違えたくない。」

自分たちで獲ったものを、自分たちの言葉で届けるところまでやり切る。

現在は水揚げの大半を漁協市場や県外業者に卸していますが、将来的にはお客さんと直接つながる販路を育て、個人向けの販売比率も高めていく計画です。

自社販売によるブランド化と、冷凍バイガイ・ベニズワイガニの加工品展開によって、獲れたものの価値を正しく届けていく。

それが恵比須丸の目指す姿です。

「自分の口で、自分の魚のことを伝えたい。」

月4回程度の出漁で、日帰り操業。恵比須丸の働き方

恵比須丸のベニズワイガニ時期の漁は、朝に出港すると夕方には帰港できる日帰り完結型。

漁場への往復移動も含めた1回の操業時間は12時間ほどです。

出漁は1ヶ月に4回いければ良い方。カニカゴ(9〜5月)とバイカゴ(6〜8月)を合わせて年間70回ほどが目安です。

冬の日本海は荒れることも多く、凪になったときに全力で勝負する、メリハリのついた働き方です。

海に出る日と陸にいる日がはっきり分かれるため、週に2〜3日の休みが取れるのが通常の姿です。

元は運輸業。岐阜県から移住していきいき働きます

「漁師って厳しいイメージがあったんですけど、実際に来てみたらみんな優しくて。」

そう話すのは、岐阜県出身の岩佐くん(入社1年半)。

もともと運輸業界で働いていた彼が漁師を意識しはじめたのは、「専門の漁種を持つ漁師ってかっこいい」という漠然とした憧れからでした。

地元・岐阜県から近い富山県で仕事を探し、就業フェアの富山ブースでカニカゴ漁と出会い、TRITON JOBから応募。

研修は体力的にしんどく、はじめは船酔いにも苦しんだといいます。

それでも「やりたかったから決意した」と、ためらいなく言います。

恵比須丸を選んだ理由のひとつに、就業までのサポートがあったことも挙げています。

「漁師の求人を探すと、直接漁師に問い合わせないといけないものが多くて。恵比須丸はTRITONのサポートが間に入ってくれていたので、海の仕事が未経験でも、就業までちゃんと伴走してもらえる安心感がありました。」

今は、大祐さんのビジョンに賛同してついていきたいと感じています。

休みが多く地元に頻繁に帰れること、休みや働き方を職場に相談しやすい環境も、続けられている理由のひとつ。

そして入社1年半を経て、岩佐くんは「この仕事、友達にも勧められる」と思い、地元の友人を恵比須丸に呼び寄せました。

外から飛び込んでみて、自分の目で確かめた上での言葉です。

「元気いっぱいの子だったら合いそう。」

出身も国籍もバラバラ。それでも船では全員が対等に働いている

現在の乗組員は大祐さんを含めて4名。

出身も国籍もバラバラですが、船に乗るとみんな兄弟のように仕事をしています。

大祐さんはこのチームを「みんなでやるプロジェクト」として作っていきたいと言います。

親方に従うだけでなく、自分も作り手として参加できる職場。

加工から販売まで、一緒に形にしていく仲間を求めています。

黒部市・生地という場所で暮らすこと

恵比須丸の拠点は、富山県黒部市生地(いくじ)。

日本海に面した漁師町で、湧き水が豊富なことでも知られるエリアです。

立山連峰を背景に、海と山が近い距離に共存する環境は、自然に近い場所で、でも便利さも求めた生活をしたい人にとって得難い場所です。

富山市や魚津市へのアクセスも良く、日常の買い物や生活利便性も整っています。

岩佐くんのように岐阜県など内陸出身の人にとっても、北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅を使えば主要都市へのアクセスが可能で、関東や地元への行き来もしやすい立地です。

黒部市の海と水産に彩りを加える恵比須丸

恵比須丸黒部での仕事、富山県黒部市での「水産業」や「漁師」としての仕事が気になった方は、ぜひ一度応募ボタンからお問い合わせください。

⚫︎体を動かす仕事が好きな方(漁業未経験OK)

⚫︎「獲るだけでなく、売るところまで関わりたい」という方

⚫︎富山・黒部に移住して暮らしてみたい方

⚫︎県外・海外出身でも歓迎。チームはすでに多様です。

国籍や出身などのバックグラウンドはもちろん、船に乗ってみると乗組員それぞれの個性がこれでもかと輝いています。

食の彩を支えると同時に、さまざまなキャラクターの乗組員が揃う恵比須丸は黒部市の水産業を陸と海の両方から彩っています。

「株式会社恵比須丸黒部」のこれからを作っていく乗組員であり、共に黒部の水産業に彩りを加える仲間を募集しています!

文・写真:TRITON PROJECT事務局
写真:一般社団法人黒部・宇奈月温泉観光局フォトギャラリー

募集情報
募集職種 カニカゴ漁・バイカゴ漁の漁師(漁船)
雇用形態 正社員
給与 月給24万円~
月給24万円〜 試用期間あり/試用期間(4ヶ月)も月給24万円
月給上限なし 試用期間後、能力に応じて昇給あり
事例:就業2年目で月給25万円+賞与(年収300万円〜)
福利厚生 ・社会保険完備
・船員保険
・労災保険
・社員寮あり
・賞与あり
仕事内容 ◆カニカゴ漁
漁獲対象:ベニズワイガニ
時期:9月〜5月の9ヶ月
出漁回数:1ヶ月で4回ほど、1シーズンで25〜30回できれば良い方。
時間:漁場までの移動に往復4時間(休憩時間)、水揚げは1本100カゴを揚げる時は6時間、2本200カゴを揚げる時は12時間、帰港後にボイル加工を3時間ほど行い1回の仕事が終わる。 道の駅での販売や加工も仕事になります。
◆バイカゴ漁
漁獲対象:ツバイ、オオエッチュウバイ
時期:6月〜8月の3ヶ月
出漁回数:1ヶ月で4〜5回ほど、1シーズンで12〜15回できれば良い方。
時間:漁場までの移動に8時間(休憩時間)、水揚げは1回の漁で6本を揚げて18時間、帰港後に選別を3時間ほど行い1回の仕事が終わる。
出漁時の1日実労働時間は8時間〜12時間になります。
短くはないですが、仕事と休暇のオンオフでメリハリがついた働き方ができるのが特徴です!
勤務地 富山県黒部市生地
勤務時間 出漁時の1日実労働時間は8時間〜12時間
休日休暇 正月休み、お盆休み、悪天候時(年間出漁回数70回、日数にして170日ほど)
募集期間 2025年08月27日(水)~2026年05月20日(水)
会社情報
会社名 株式会社恵比須丸黒部
住所 富山県黒部市
選考方法
選考方法 TRITON JOBから応募いただきます

TRITON PROJECTよりメールにて連絡をします

TRITON PROJECT 公式LINEを追加いただき、チャットにてやりとりを開始

LINE内で、サポート窓口と電話での簡易面談

LINE内で、エントリーシートの提出をお願いします

書類選考・現地での面談・研修などの調整をします

選考の結果、合否をお知らせします

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